MEA手術体験談

ミレーナではない選択肢👆

過多月経の発覚

出産後に体質が変わる女性はたくさんいると思います。私もその一人で、3人目を産んでから生理が15〜20日くらい続くようになりました。

今思えば、レバー状の塊もすごく多かったんですが、腹痛が無かったのと毎日の忙しさで後回しにしてました。

そうこうしているうちに、立ちくらみが酷くなり、体がダルくなることが増え、家事を休んで横になることも増えました。

「ちょっと変だな〜」と思っていた矢先に、1ヶ月前に会社で受けた健康診断の結果が‼️

……病気レベルの貧血でした。もちろん「要受診」のお札付き😔

内科受診?と思いましたが、生理が長いのも悩みだったので婦人科を受診しました。医師に貧血の数値、生理の症状・期間を話すと即「過多月経」の診断でした。

婦人科にて過多月経と言われ、普段の不調の原因がわかってホッとした瞬間でした。

ミレーナの提案

このまま放置しても貧血が酷く日時生活に支障をきたす為、医師からはミレーナの提案がありました。

ミレーナは小さな器具を子宮に挿入し、そこから出るホルモンで生理の出血を止める方法です。2014年に過多月経に対する治療法として保険認定されたので、知名度も上がってきています。(かなりザックリ書いているので詳細を知りたい方はググってください)

ミレーナ挿入自体は保険適用で約3万円くらいらしいですが、不意に外れてしまうこと、定期的にきちんと留まっているか受診すること、5年で新しいのに変える必要があること…あたりがネックでした。

MEAの提案

そんな私の表情を医師は見逃さなかったのでしょう。「ミレーナが嫌なら外科的手術もあるよ」とMEAを提案されました。

MEAとはマイクロ派子宮内膜アブレーションのことで、簡単に説明すると子宮内からマイクロ派を子宮内膜に照射して壊死させることで、子宮内膜が厚くならなくする方法です。

生理とは、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて新しい内膜が再生される時に起こる出血ですので、子宮内膜が厚くならなければ出血もしないということです。

「外科的手術?!」とビビりましたが、手術自体は30分〜1時間で終わること、術後の経過観察で数回受診するだけでいいこと、身体への負担が少ないのですぐに仕事に復帰できること、3割負担の保険適用だけでなく民間の医療保険も適用であることが後押しとなり、私はミレーナではなくMEAを選択することにしました。

ただ、MEAは子宮内膜を焼いてしまうので、内膜の再生ができません。将来的に出産を考えている方は受けることができません。

私は3人の子どもを出産し、旦那サマともこれ以上は産まない決意をしていたので、MEAを選択しました。

手術準備

MEA手術の日程が決まったら、あとは術前検査で2度ほど通院したのと、術前カンファレンスとして旦那サマ同席のもと、手術の説明や同意・入院の手続きくらいでした。

その時は医師から旦那サマにも「今後出産は出来ないですが、いいですね?」と念押し確認がありましたが、旦那サマも同意していたので後は手術日を待つだけになりました。

MEAの手術

私がMEAを受ける病院での入院期間は2泊3日でした。(病院差あると思います) 手術日の前日から入院し、健康状態をチェックした後、夜からは絶食になりました。

コロナ禍なので面会等もなく、普段の忙しさで疲れた体を癒すべく、前日は久々にゆっくり1人で寝れました😌

手術は全身麻酔で行いました。全身麻酔に対して僅かながら不安はありましたが、現代の医療を信用してるし、何より酷い貧血&長い生理とおさらばできるなら!という気持ちの方が大きかったです。

手術自体は本当に短く、旦那サマ曰く、40分くらいで病室に戻ってきたそうです。(全身麻酔したので意識が朦朧としてて、直後のことはあまり覚えてないです)

麻酔が解けた後特有の悪寒(?)はありましたが、看護師さんに毛布をかけてもらった後はひたすら眠ってました。手術はお昼頃行い、夜には食事も出ました。夜ご飯を食べた後はまた眠り、気付いたら次の日でした😂(どんだけ寝るねん笑)

メスを入れていないので傷もなく、部位の確認と体調の確認程度が終わったら退院でした。

(退院時に窓口に支払った金額は6万円ほどでした。病院差あると思いますが…)

退院翌日、仕事復帰

退院した次の日は念のため仕事を休む予定でしたが、特に不調や疲れもなかったので午後からは出社しました。それくらい身体の負担が無いのはMEAのメリットです。

その後

退院してからは2週間後・1ヶ月後・3ヶ月後・半年後の経過観察の病院受診はありましたが、半年後受診の際は、「経過も順調ですし、もう来なくていいですよ」と医師に言ってもらえました。

あんなにレバーの塊が出て、期間が長く煩わしかった生理ですが、今はもう生理はありません。

ホルモンを止めているわけではないので、更年期のような症状は出ません。

排卵もしているそうです。ただ「出血を伴う生理がない」のです。

正直、、、生理のない生活、快適です✨

生理用品も買わなくてよくなりました。ホルモンは出てるので、女性っぽさを失った感覚は皆無です。

MEAのデメリット

私にとってはメリットばかりのMEAでしたが、1つだけデメリットがあるとすれば、出血が無いので自分のホルモンパターンがよめず、PMS対策ができないことくらいです。

「なんかイライラするな〜😣」

「あ、もしかしてPMS?」くらいの感じです。これが私にとってはデメリットです。

まとめ

私にとっては、過多月経に対する処置としてMEAは最適だったと思います。今後絶対に出産をしないという決断がある方にはオススメできますが、少しでも出産願望がある方はミレーナで様子を見ることをオススメします。

MEAを受けると生理のない生活は楽になりますが、後戻りが出来ないので、パートナーとよく話し合った上で検討してみてくださいね😊

お金のこと

どんな治療をするにせよ、やっぱり「保険かけといて良かったなぁ〜」とすごく思います。

私自身、3人の子どもを出産しましたが、1人目が緊急帝王切開になったことで、2人目3人目も帝王切開になりました。

普通分娩と異なり、帝王切開での出産は健康保険適用になります。

よって、退院時の窓口での支払いは基本3割負担です。それでも病院によってはけっこうな額になります。

私は医療保険に2件ほど加入してましたので、出産にかかった費用以上に保険がおりて、正直プラスでした…(あまり大きな声で言えないのかもですが)

1人目が帝王切開出産になり、2人目以降を望んでいる方は、2人目も帝王切開になる可能性がかなり高いので、妊娠前に保険加入しておくといいかもですね!

私は3人目出産後に医療保険は解約する予定でしたが、毎月の支払額があまり大きくなかったのと、突然の女性疾患が怖くて保険継続してました。

その結果、今回のMEAの手術でも保険支払いを受けることができ、家計の負担になることなく快適生活になることができました😊(むしろまたプラスww)

今は相談形式が来店・訪問・電話・オンラインとお好みタイプが選べる保険相談が多いですので、是非活用してみてくださいね✨



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